こんばんは。バラシ屋トシヤです。
いつもブログをご覧いただきまして、誠にありがとうございます。
前回の記事を宣伝したインスタグラムの投稿には100件を超えるコメントが寄せられました。
「怖かった。」というご意見の他に
「私も同じような体験をしたことがある。」や「金縛りによくあう。」など・・・・・・。
幸い今のところはこのブログを読んでから体調が悪くなった・・・怪奇現象が起こった・・・等のご意見はありませんでした。
もしそういったことが起こってしまっても・・・僕には責任が取れませんのであらかじめご了承頂けますようご協力のほど宜しくお願い申し上げます。
もうご理解頂いてるとは思いますが・・・この記事は僕が実際に体験したことを書いております。
完全閲覧注意でございます。
また初めての方は第1話、2話をご覧頂いてからお楽しみ下さいませ。↓↓↓↓
※閲覧注意【家に住む何か】第1話
※閲覧注意【家に住む何か】第2話
【家に住む何か】第3話
2018年2月
神奈川県にあるアパート・・・僕が現在住んでいるこの部屋から話は始まります。
高校のとき住んでいたあの家のことはもう昔の話であり、今現在は実家も引っ越して数年が経っています。
怖かった思いも時と共に薄れ始め・・・今ではあのできごとは幻想だったのではないか・・・?とすら思いはじめていました。
ある日家で友達2人とお酒を飲んでいたときの話です。
時間はもう0時を回っていたでしょうか
みんながいい感じにできあがり一通り盛り上がった後の
落ち着き始める時間帯。
誰が始めたのか・・・自分が持っている怖い話を1人ずつ話し始めたのです。
もちろん大トリは僕です。
【家に住む何か】を披露しました。
楽しかった空気は一瞬で冷め・・・みんなは背中に冷たいものを感じていました。
(しめしめ・・・みんな怖がってるぞ・・・。)
そんなことを思っていたとき・・・友人の1人がこう切り出しました。
「お前が住んでいた家・・・ストリートビューで見てみようよ。」
やめておけば良かったのですが・・・多分みんなこの話にオチをつけたかったのでしょう。
怖い話だったけど・・・なんてことはない。
今じゃ別の家族が普通に住み幸せに暮らしている。
そんな様子を見て安心したかったのかもしれません。
ていうか僕がそうでした。
僕がまさに今この記事を書いているiPadにさっそくグーグルアースをダウンロードしました。
住所は完璧には覚えていなかったので最寄りの駅名を入力し、そこから家を目指すことにしました。
愛媛にグーグルアースのストリートビューが対応したのはそんなに昔のことではないのです。
というのもグーグルアースが出始めた頃、ストリートビューに感動し実家の周りを見てみようとしたことがあったんです。
神奈川県はもう対応されてたのですがそのときはまだ愛媛県は対応しておらず・・・上から地図を眺めることしかできませんでした。
対応したのが数年前のことなので愛媛の街の様子はごく最近の写真が使われていると思われます。
ちなみにストリートビューを知らない方は一度試してみてからの方がわかりやすいと思います。
「よし、じゃあ始めるぞ・・・。」
ボタンをタップし読み込まれると・・・目には高校時代と何ら変わらない風景が一気に広がりました。
普通の人であれば
「うわ~懐かしいな。」
くらいのものでしょうが・・・僕は一気に当時の出来事が頭の中にフラッシュバックし
なんとも言えない恐怖心に襲われました。
さっそく矢印をタップし・・・家の方へ向かっていきました。
駅から僕の住んでいた家はそう遠くありません。
うろ覚えではありますが↓の地図をご覧ください。
大通りから路地に入った1番奥にその家はあります。
みんながじっと見つめる中、僕は次々に進むボタンを押しました。
そしていよいよ家に続く路地。
「この路地の1番奥が俺ん家だったところだよ。」
「じゃあ押すよ。」
もうすぐ家の写真が見えそうなとき、タップした瞬間にアプリが落ちiPadの画面が真っ暗になったのです。
「おい何だよ~いいとこだったのに・・・。」
「ご・・・ごめん。もう一回やるわ。」
iPadの画面はメイン画面の状態に戻っていたのでまたグーグルアースを起動し、駅名を入力。
また一からやり直しさっきの路地へ・・・。
「じゃあ押すよ!」
「おう。」
「は?何で何で?何でここを進もうとすると落ちるの?」
「わかんない・・・何でだろ?」
「もう一回……。」
「なんで?」
「なんで?」
「なんで?」
結局その後何度も何度もやり直しましたが何回やっても最後の路地のところでアプリが落ちてしまい家にたどり着くことができませんでした。
そろそろやめようかと思ったそのとき
ドンドンドンドンドンドンドンドンドンドン!!
心臓が止まるかと思いました。
となりの家から壁を叩く音がしたのです。
一瞬シーンとなりましたが時刻は0時過ぎ。
「うわ!『何か』がきたんじゃない?」
「なわけないだろ!笑」
「こんなボロいアパートでこんな時間までお酒飲んで騒いでたらそうなるだろ。」
「ごめんな?お隣さん怒らせちゃって・・・。もう寝ようぜ・・・。」
そう言って
結局家を見ることはできないまま、飲み会はお開きになりました。
2人はその後すぐに眠っていましたが
僕はなかなか眠ることができませんでした。
なぜなら僕は・・・
隣に住んでいる夫婦が数ヶ月前に引っ越しをして、今は誰も住んでいないことを知っていたからです。
これが1ヶ月前くらいのできごとです。
これで終わりです。
急に終わってしまって申し訳ないですが
これは物語ではありません。
実際に起こったできごとなので今現在でも何の解決もしていません。
あの家は今どうなっているのでしょうか?
そしてあの子は成仏できたのでしょうか・・・?
今も僕のそばにいるのかもしれません。
皆さま3話に渡ってお付き合いありがとうございました。
あ・・・その飲み会の後どうなったかといえばですね
次の日確認したらとなりの郵便受けは
不動産会社のテープで閉じられていたので人が住んでいないことは確かでした。
あはははは。
・・・・・・笑い事じゃないですね。
というのも今僕が住んでいるこの家
ご老人の1人暮らしが多く、僕が引っ越しをしてきて数年のうちにもう2人も亡くなっているんです。
その内の1人は僕の部屋の真下に住んでいた方なのですが孤独死で発見が遅れ・・・おまけに猫を飼っていたらしく大変なことになっていたそうです。
他にも引っ越してきたときに部屋のクリーニングをしてもらっていたはずなのに
お風呂場から大量の毛が出てきたり・・・・・・。
数日前
お隣さんが引っ越してきたのですが・・・その方も大分様子がおかしいんですよね・・・。
ていうかめっちゃ怖いんです!!
のちのちそのことも書いていきますね。
っていうか僕はそういう家に引き寄せられちゃってるかもしれませんね・・・・・・。
あ・・・あと【家に住む何か】で書いた怪奇現象はほんの一部です。女の子のことを中心に書きましたが父や兄が見た幽霊はそれだけではありません。
僕自身も他にもその家で体験したことがまだまだありますので
書いていきますね。
長文駄文、誤字脱字失礼しました。
では皆様・・・くれぐれもお気をつけ下さい。それではまた。
【家に住む何か】第4話はこちら↓↓
コメント
コメント一覧 (7)
僕も震えながら書きました。怖くてやめようと思いましたが、なんとか、最後まで書ききりました。
漫画家を目指し始めたとき、ホラーが好きな僕はいつかこの経験を漫画にしたいと思ってはいたのですが 漫画はやはり嘘も必要で、それはなんとなくですが違うと思い 今まで描いてきませんでした。
今回はブログという場を与えていただき、やっと書くチャンスができ投稿させていただきました。
僕には霊感?がなく(見えないだけであるのかも知れませんが)、人から聞いたりだとか物音とかを聞いたりするくらいなのでもひかんさんみたいな方が世の中にはいるのだなぁ、と驚きました。
貴重なご意見ありがとうございました!また最後まで読んでくださって本当にありがとうございます。これからもよろしくお願いいたします!
barashiyatoshiy
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リアルなお話って、前触れもなく始まり、そして終わる。オチみたいのとか、これで〆ってのがないですよね。 トシヤさんの周りにナニカいるのか、それとも引き寄せられて、ナニカいるところへ吸い寄せられてるのか。 気になりますね!
ホラーもギャグも次回作を楽しみにしております♪
barashiyatoshiy
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読んでいただきましてありがとうございます☆ ギャグの方ではきっちりとオチをつけれるように精進致します!!笑
barashiyatoshiy
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全て読まさせてもらい、勝手ながら感想をお伝えしたいと思い初めて、こう言った場所に書かさせてもらいました。
全て読んで、思ったことなんですが とても楽しい…といったら不愉快な気持ちになりますが、 私からしたらとても不気味で尚イラストから受け取れる 本物感?といったのが見受けられ どうしてか涙が止まりませんでした。 実を言うと、そういったものが見えるのですが普段目にするものより、 強烈で文章とイラストから分かる位で 何とも言えない気持ちになりました。
作者様は未だ体験?なさると思われますが、これを読んだ私もなにか体に変化がおこりました。 読む度に涙が出てしまいます。 読むのをやめようと思っても次を読まねばと思わされてしまい 全部読んでしまいました。 文章がめちゃくちゃですが、伝えたかったことはこれなので、すいません。
作者様のお身体にこれ以上何も起こらぬよう祈っております。 あまり無理をなさらずインスタ等のイラスト投稿楽しみにしております。 貴重なお時間ありがとうございました。
barashiyatoshiy
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barashiyatoshiy
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barashiyatoshiy
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barashiyatoshiy
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